田村潔司選手の「PRIDEミドル級GP」への参戦が決定した。
しかも一回戦の相手は、
あの元オリンピックの柔道金メダリスト、吉田秀彦選手だと言う。
ファンの皆様にとっては、
興味津々の、たまらないカードだと思うが、
私にとっても、他人事ではない、大変なカードが決まってしまった、
というのも正直な感想だ。
この試合への私の思いを語らせてもらうと、
まずタムちゃんは私にとって
U.W.F.そしてUインター時代からの仲間であり友人である。
いつもの試合と同じく友として勝ってもらいたい
と言うのが私の気持ちである。
しかし、今回の試合は
「勝ってもらいたい。」という普段の友としての感情以上に
「田村潔司は絶対勝たねばならない」という、
プロレス界の人間としてタムちゃんに敢えてプレッシャーを与えたい。
何か偉そうだと思われそうだが、
この試合は田村潔司 vs 吉田秀彦という枠を超えて
誰もが絶対、プロレス対柔道、あるいはU.W.F.対柔道と見ているはずである。
勝負は時として負けることもある、それは仕方がない。
しかし、絶対負けてはいけない闘いもまたあるのだ。
タムちゃんにとって、そしてプロレスにとって正にこの試合がそうだろう。
タムちゃんには「必勝!」の思いでいってもらいたい。
かつてのパトリック・スミス戦、ヘンゾ・グレーシー戦、
あの時の様な気持ちでいけばタムちゃんは絶対に負けない。
「タムちゃん頑張れ!!プロレスラーの強さを見せてくれ!!」
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