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11/10〜12 ムエタイ日記「タイのパパさんママさんを訪ねて」編
 
2003/11/10(月) 30日間地獄の4往復その2 一日目、東京→バンコク
06:00、ちょっと寝坊して出発。
マイルを強奪するための無謀な30日間の2回目。

先週と同じように
高速道路→空港→飛行機→シンガポール→
鳥屋→飛行機→バンコク→フカヒレ→セブンイレブン→ホテルの順で
今は、風呂上がりにアイスを食べながらベッドの上。
さて明日から何しようかなぁー?(^_^;)

 
2003/11/11(火) その2、二日目
昨日の夜必死に考え抜いた結果、
今回のムエタイ日記は「タイのパパさんママさんを訪ねて」編に決めた。

パパさんママさんとは僕がまだ17才の頃、
タイへ行く度にホームステイさせてもらっていた
御家族のパパさんとママさんのこと。
当時タイ語も全然話せない若き日の僕達を
本当の息子のように優しく接してくれた文字通りパパ&ママである。

この御家族に昔お世話になった選手は多く、
チームドラゴンの前田憲作選手や魔界倶楽部の柳沢龍志選手、
WJプロレス労働組合の安生洋治選手などジャンルは様々!

家族はパパ&ママと3人の子供達。
キッサダー(長男)トッ(長女)ティ(次女)みんな明るい、いい子だった。
粗縁になってから13年、あの暖かい家族にもう一度会いたい!!

朝9時、ホテルを出てタクシーに乗り込む。
昔の記憶を思い出す。
当時パパママが店を出していたのは「サパーマイ」と言う市場。
ここで一年365日休まずエビやカニを売っていた。
しかしそれも13年前までの話。
その後、家も引っ越したらしく手掛かりは市場の名前のみ。
取り合えずタクシーの運ちゃんにサパーマイまで行ってもらった。

13年ぶりの市場は当時の面影を少しも残していなかった。
広さも倍くらいに開拓され、
一体どこから探し始めたら良いのやら(^_^;)
市場内で一つ覚えているは、
パパママのお店の裏にはドブ川があり二本の橋が架かっていたこと。

僕は歩道橋の下の小さな入り口から市場の中へ入ってみた。
さすがに巨大市場!活気が凄い!
野菜、肉、魚、総菜、揚げ物、焼き物・・
目に入る物は全部食べたくなった\(^o^)/

色々な物に目を奪われながら闇雲に歩いていた僕は、
いつの間にか見覚えのある店の前まで来ていた。
それは肉屋の一角。
この市場は大体売る品物別に店が集まっている。

確かこの肉屋の左側一帯にはシーフードの一角があるはず・・
と、左奥を目で追う。
な・な・なんと!
そこにはエビやカニ、貝などを売るシーフードコーナーがあるではないかぁー!!
しかもその奥には橋も架かってるよ〜!(^O^)/

僕は小走りに近付いた。
昔はオセジにもキレイとは言えなかった薄暗い一角も、
すっかり改装され、どこもピカピカ☆
僕は目利きの仕入れ職人のような鋭い眼光でみんなを探す。
しかしなかなか見つからない(^_^;)

いくら10年以上経っているからといっても
そんなに顔も変わらないだろうし・・
それとも、もうここに店を構えていないのかなぁ?

少々不安になり角の店のおばさんに聞いてみる。
「ケットアルーン家族がやっている店はどこですか?」
「?ケットアルーン?」
おばさんは分からないと首を横に振った。
僕はそれではと
「トッ、ティと言う姉妹がいるんですが・・」と言うと
「あー!トッ、ティの事を言っていたのね!
 ティならあそこにいるわ。ティ!ティ!友達が来たわよー!」

僕はびっくりしておばさんが声を張り上げる先を見ると、
エプロン姿のティが手を振りながらこっちへ向かって来るではないか!
13年振りに会うティは結婚していた。
今はかっこいい旦那さんとこの店を任されている。

しばらく再会を喜び合った後、長女トッの家へ行った。
トッは2ヶ月前子供を生んだばかり!
これまた久々の再会を喜んでくれた。

そして家の奥から出て来たのは何とパパさん!
今は体の調子が悪いので仕事を娘達の代に任せ、
トッ夫婦の家で静養中。パパさんとは色々な事を話した。
なんせ昔はまったくタイ語が話せず意思の疎通が難しかったから。
昔出掛けた楽しい思い出や、
長男キッサダーの死、実は今ママさんと別居していることなどを
13年前までは考えられないほどスムーズに語り合った。

実は僕がいつも首から下げているお守りは
14年前タイで試合をして勝った僕がパパさんから頂いた物なのだ。
その試合は対戦相手のジムオーナーに賞金マッチを吹っ掛けられ
熱くなったパパさんが友人を集め、お金を出してくれて成立した闘いだった。

ようするに同額の現金を用意し勝った陣営が総取りという
選手には超プレッシャーが掛かる賞金マッチ!
その試合は運良く僕が勝利しパパさん達に損をさせずに済んだのだ。

食い倒れツアーでも参加者のみんなと足を運び、
ムエタイ日記でも度々紹介されたラカーン寺の僕のお守りには
こんなパパさんとの結び付きが隠されていたのだ。

しばらく家に居た後、
トッと二人で僕が大好きなTATAYOUNGの
昔のライブVCDを探しにデパートへ出掛けた。
僕とトッは昔から仲良し♪
僕が17才、彼女が12才だった16年前にトッが拙い日本語で
「ワタシハ、アナタヲ、アイシマス」と告白?してきた事もあった(^^ゞ

その二人が今では結婚して一児の母となり、
僕は毎週タイへやってくる変な日本人になった(笑)
でも久々に出掛けたデパートは楽しかったなぁー♪
おっと!危ない危ない、相手は人の妻。(^^ゞ

あっと言う間に日も暮れてみんなでごはんを食べに行くことに!
ママさんの妹の娘一家もやって来た。
息子達(ボーイとボート)は赤ちゃんの頃から知っている。
しかし現れた二人は僕よりも身長が高いイケメン二人組み(^_^;)
昔はちっちゃくて可愛いかったが、えらいデカくなったものだ(^^ゞ
それでも昔の面影を残し好青年に育った二人は
僕にワイをして微笑んだ。(目上の人に手を合わすタイ人の挨拶)

最高に楽しい時間は過ぎ、帰る時がやってきた。
ママさんが言う。
「今パパと別居してて一人で住んでるけど部屋が空いてるから
 次にタイへ来た時はうちに泊まりなさい。」
トッも
「うちはパパと旦那と息子だけだし
 ママが出て行っちゃったから部屋が空いてるの(笑)うちがいいよ!」
ティも負けずに
「いやいや!うちはなんせ新築よ!
 旦那と二人きりだしマコトの部屋もちゃんとあるわ!」(^_^;)

僕はどこへ泊まれば良いのだろうか?
ここの家族はいつもこんな感じで迎えてくれる\(^o^)/
トッとママさんはこれからまた24時間眠らない市場へ向かうと言う。
一年365日、一日も休みがないのだ。

近いうちの再会を約束しみんなと別れる。
タクシーに乗ったら涙が出てきた。すごく暖かい涙。
13年振りに突然現れた僕を、
まるで昨日までも会っていたかのような笑顔で迎えてくれたみんな。
僕はこんな素晴らしい家族と知り合いな事を誇りに思った。

満腹な心と更に満腹な胃袋の満足感に浸りながら
タクシーは一路ホテルへ向かいました。(#^O^#)
 
2003/11/12(水) その2、三日目、バンコク
10時、昨日行けなかったお寺へ行く。
とんぼ返りでホテルの近くでごはん。
今日は巻き巻き麺のお店と決めていたが、
ものすご〜くいいにおいに釣られ裏路地へ入る。

数軒の店があるも一軒だけ大繁盛の店を発見!
近付いてみるとおいしいにおいの発信源はこの店だった♪
ここは牛肉スープの店。
早速注文するもなかなか出てこない。
まるで老舗のうなぎ屋に入り座敷に座って一時間!!って感じか。(^_^;)

ひたすら待つこと10分、ようやく僕の前に姿を現した特上うな重!
いやっ「牛スープ」みんなが食べるのを見ているとこのスープ、
具を箸で取り二種類のタレ(酸っぱ辛いの&ナンプラー)をつけて
白飯で頂くごはんのおかずなのだ。

隣のおじさんの真似をして食べてみる。
ううううううまぁぁぁぁぁい!☆♪(^O^)v
これは世紀の大発見!!
感動の味にまたもしばし放心状態(-3-)〜☆

この三週間、
何度放心状態を経験し何度感動の嵐に襲われた事か!
僕にとってタイは、人間も食べ物も世界一最高〜!な
アメージング大国なのだ(^O^)/

新たな発見にウキウキな僕はホテルに戻り帰り仕度。
二泊の旅の荷物はコンビニ袋で済むくらい。

14:00、チェックアウト、
そのまま道具の仕入れをして空港へ。

今回も素晴らしい旅でした。
ここ数回はタイへ着いても決まっていないムエタイ日記の内容も、
フカヒレを食べてホテルに大の字になれば思い浮かぶのだ(^O^)v

そして終わってみれば毎回最高の旅になってる♪
やっぱりタイは奥が深い!
17年来ているのに新しい発見があり新しい出会いがある。

今年はあと2回タイへ来る。
そこにはまたまた新しい感動が僕を待ち構えているのだ!☆\(^o^)/
と、そこへ僕の携帯が突然鳴りました。
何と電話の相手は!!・・・
(注)ここから先の話は、12月予定のムエタイ日記までお待ち下さい。(^O^)v
 
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