15年前の9月17日、
僕は後楽園ホールのリングでタイ人と向かい合っていた。
同年5月、18才で日本チャンピオンになった僕は、
8月の「U.W.F.真夏の格闘技戦in有明コロシアム」大会での
KO勝ちに続いての試合出場。
相手は初のタイ人で、しかも元ランカー!
ちょうど前年に初めてタイへ渡り、本場のムエタイを目の当たりにして
カルチャーショックを受けていた僕にとって、
対戦相手がタイ人と言うだけでもヌリかべが襲ってくる位恐ろしい事で、
試合前から完全に呑まれていた。
試合の方は中盤から膝地獄に陥れられ5回のダウンを喫して2RKO負け。
あまりの情けなさにリング上で号泣!
終いにはシーザー武志さんに抱えられリングを降りる始末。
何ともカッコ悪い15年前18才の僕でした(^^ゞ
そんな醜態の更に5年前の冬、
13才の大江少年はこたつでテレビを見ていました。
当時、試聴率王と言われた欽ちゃんが手掛けたバラエティー番組、
「欽どこ」にその日ゲスト出演したのは、
新日本プロレスを突然飛び出したタイガーマスクだった。
しかも番組中突然マスクを脱ぎ、素顔の佐山聡さんになったのだ!
タイガーマスクファンの僕は天地がひっくり返る勢いで驚き
そして、テレビに釘付けになった。
そのタイガーマスク、佐山聡さんが
「ジムをやるのでみなさん入門して僕と一緒に汗をかきましょう!」
と言ったのだ!
数分後、家の電話が鳴った。友達からだ。
「おい!欽どこ見てるかよ!タイガーマスクのジム一緒に行こうぜ〜!!」
この数週間後、世田谷にオープンしたばかりのタイガージムに
友達と二人、入会したのは言うまでもない。
その後、選手として青春を歩み始めるのも、
今この日記を書いているのも、サムライでキャスターをやっているのも、
あの日欽どこで佐山聡さんを目にしていなかったら皆無である。
そんな20年前の僕の先生が今日の生ゴンゲスト!!
何と言うめぐり合わせ!!番組の中で佐山さんは
「体が動くうちに、もう一度みんなに夢を見せたい!」
と熱く語っておられました。
番組が終わって放心状態な僕。
我に帰り佐山さんと記念撮影☆!
そして、今までのすべてを感謝してお礼を言いました。
佐山さんは、20年前と同じ優しい笑顔でニコッと微笑んでくれました。(^O^)